「抱いてほしいの」……その一夜をよすがに、これからひとりで生きていくために。 悪逆非道な侯爵家の元に生まれたテレーゼは、断罪確定の未来を予期していた。 だからこそ、公爵令息キルギスが婚約者候補として現れたときには 彼の求婚が王太子の命による汚職調査であることを見抜いていたのだ。 けれど、名ばかり婚約者候補のキルギスは優しく、逢瀬を重ねるたび心惹かれる。 「最後の手段だ、身体で籠絡してこい」という両親の非情な命令でさえ利用して、 私はあなたに本気で抱かれたい……人気のムーンライトノベルズ作品加筆完成版!
会ったときはホントは捜査のためと割り切っていたはずなのにどんどんお互い惹かれていったキルギスとテレーゼ。 テレーゼは最後まで告発に動くまでキルギスや周りを頼りませんでしたね。 家庭教師のきっかけがあったとはいえ周りの環境に長いこと流されずにできることを頑張ってきた彼女の根性は並大抵ではないはず。 最後は幸せな様子が伺えてよかったです。
あの嵐が丘で - ケイト・ウォーカー/守矢ゆうか - 女性マンガ・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ